視物質の進化と膜性構造の分化:抗体作製と電顕免疫組織化学
Project/Area Number |
05405001
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
広領域
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Research Institution | Yamagata University |
Principal Investigator |
外崎 昭 山形大学, 医学部, 教授 (90004572)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 美加 山形大学, 医学部, 助手 (90241687)
渡辺 皓 山形大学, 医学部, 助教授 (80004662)
徳永 史生 大阪大学, 理学部, 教授 (80025452)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥9,100,000 (Direct Cost: ¥9,100,000)
Fiscal Year 1993: ¥9,100,000 (Direct Cost: ¥9,100,000)
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Keywords | ヤツメウナギ / 網膜 / 光受容細胞 / 視物質 / 単クローン抗体 / 松果体 / 側線器官 / レクチン |
Research Abstract |
1.ヤツメウナギ光受容細胞外節に特異的に結合する抗体の作製 1)長および短光受容細胞の外節に結合する抗体2種(H16、B11)について、比較組織学的研究をまとめ総説を発表した。〔業績4〕。 2)新たに長細胞の外節にのみ結合する抗体1種(L31)と短細胞の外節にのみ結合する抗体1種(S70)をクローン化することに成功し、それらの比較組織学的性状について報告した〔業績5〕。 2.ヤツメウナギ松果体上皮に含まれる光受容細胞の研究 上述の抗体は、脊椎動物に広く分布する桿状体および錐状体光受容細胞の分化を示す抗体である。その性質を利用して、同種松果体の光受容細胞の性質と分布を調査し、いわゆる眼外光受容細胞の分化の問題と網膜細胞の関係を考察することとし、現在進行中である。 3.免疫反応部位の電顕的検出に関する研究 1)ヤツメウナギ光受容細胞におけるレクチン反応部位を厳密に検出する方法として、超薄切片および凍結割断レプリカ法を試みて、その結果を報告した〔業績1〕。 2)ヤツメウナギ側線器官の神経丘において、細胞外多糖体の分布をレクチン反応によって標識し、ナノゴールドを電界放射・走査型電顕により検出する方法を試み、報告した〔業績6〕。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)