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繊維化制御硬変肝をベッドとした増殖型肝細胞移植の研究

Research Project

Project/Area Number 05454347
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field General surgery
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

田口 喜雄  東北大学, 留学生センター, 教授 (70004885)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 土井 秀之  東北大学, 医学部・附属病院, 助手 (90188839)
大河内 信弘  東北大学, 医学部, 助手 (40213673)
里見 進  東北大学, 医学部, 講師 (00154120)
西平 哲郎  東北大学, 医学部, 助教授 (50101142)
Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥6,600,000 (Direct Cost: ¥6,600,000)
Fiscal Year 1993: ¥6,600,000 (Direct Cost: ¥6,600,000)
Keywords肝硬変 / 細胞移植 / アンチセンスヌクレオチド / 細胞融合 / 胎児肝細胞
Research Abstract

平成5年度における研究結果は以下に示す通りである。1)肝硬変モデルの作成;四塩化炭素投与による肝硬変マウスを作成方法を確立し、この硬変肝マウスに30%の部分肝切除を行った。しかし、侵襲が大きいためか術後早期に80%が死亡し現在より安全な肝切除方法を検討中である。2)マウス肝細胞分離方法の確率;エルトリエーターを用いてマウスの肝実質細胞ならびに非実質細胞の分離条件の検討を行い、viabilityが80%の細胞が得られるようになった。3)門脈内抗原投与による免疫抑制状態の誘導;ラットを用いて、アロの細胞を継続的に経門脈内に投与し、移植後の免疫学的変化をMLRにて検討し、免疫抑制状態が半永久的に継続できることを明らかにした。この結果から、アロ胎児肝細胞を門脈内に移植した場合拒絶反応が予防できると考えられた。4)胎児肝細胞の分化誘導将来移植実験に使用する予定のマウスの胎児が成熟体内でどの様に分化するかを腎の皮膜下に移植し検討したが3ケ月間での検討ではまだどの様な細胞になるかは不明であり、現在検討を続けている。in vitroでもこの胎児肝細胞と肝実質細胞や非実質細胞と培養を行なったところ形態学的には肝臓に近いものがえられた。5)効率の良い細胞融合方法の確立;細胞融合についてはより効率的に融合させるため、レーザーによる細胞融合装置を用いて、胎児肝細胞と成熟肝実質細胞、非実質細胞とのハイブリッドを作成中であり、形態ならびに機能的変化については今後検討を行なう。6)アンチセンスヌクレオチドの作成;コラゲナーゼ・インヒビターを発現させる活性化遺伝子のmRNAに対応するアンチ・センス・ヌクレオチドの作成については現在作成中のp-2レベル遺伝子実験室が出来次第行う。7)アンチセンスヌクレオチドの導入;アンチ・センス・ヌクレオチドを挿入したプラズミドを含む潅流液での肝潅流、遺伝子の導入の程度の評価、肝の繊維化防止の程度ならびにエネルギー産生能の面から検討などの研究については今後の課題とした。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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