Project/Area Number |
05454387
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Thoracic surgery
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
門田 康正 徳島大学, 医学部・外科学第二講座, 教授 (60028628)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 敬治 徳島大学, 医学部・附属病院, 助手 (60236271)
住友 正幸 徳島大学, 医学部・附属病院, 助手 (60236049)
宇山 正 徳島大学, 医学部・外科学第二講座, 助教授 (00168759)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥5,000,000 (Direct Cost: ¥5,000,000)
Fiscal Year 1993: ¥5,000,000 (Direct Cost: ¥5,000,000)
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Keywords | 胸腺内移植 / 肺移植 / 皮膚移植 / 免疫寛容 |
Research Abstract |
【目的】intrathymic inoculation(IT)と臓器移植の至適時期についてpecipientリンパ球の変化から検討し、抗原性の高い皮膚および肺移植に対するITの効果についても検討した。 【方法】donorとしてBrown Norway、recipientとしてLewisラットを用いた。ITはBN脾細胞3x10^7個をLew胸腺内に注入し、これを皮膚移植群(1群:day-21にITを施行した群、2群:day-21にIT及びALS(anti-lymphocyte serum)1mlを腹腔内投与した群、3群:day-21にIT及びALSを投与し、day-19,-18にcyclosporine 25mg/Kg筋注を行った群)と肺移植群(day-21又はday-7にITを施行しday0にALSを投与する群)に分けて検討した。recipientリンパ球の変化については、IT後各週に採血を行い末梢血中の白血球、リンパ球、T細胞、B細胞数を測定した。donorに対するrecipientの反応性についてはIT後3週の脾細胞を用いてMLRを行った。 【結果】末梢血ではIT1週後に1群でリンパ球、T細胞、B細胞総ての上昇が認められ、2,3群でT細胞が低下したが、いずれも3週後にほぼ正常に復した。MLRはstimulation indexで平均106と高値を示した。移植皮膚片は各群とも約8日で拒絶され延長を認めなかった。移植肺の拒絶はレントゲンによる判定で2週間とやや延長した。 【まとめ】本実験系ではリンパ球数の安定が得られたIT後3週でMLRが高値であることからsecond set phenomenonも予測されたが、皮膚生着の延長は認めなかったものの短縮は見られず、肺に於いては軽度であるが生着の延長を認めた。以上からITで完全な免疫寛容は得られなかったが、施行方法によっては肺、皮膚に於いてもその効果を発現しうるものと思われた。現在、ITの施行時期と免疫抑制物質の投与方法について更に検討を行っている。
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