教師の生活と意識の実証的研究-東京都・大阪市・山口県・福岡県の場合-
Project/Area Number |
05610159
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
社会学(含社会福祉関係)
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Research Institution | Yonezawa women's junior college |
Principal Investigator |
田中 義章 山形県立米沢女子短期大学, 教授 (00104216)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
矢野 弘 山口大学, 教育学部, 教授 (50034814)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1993: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Keywords | 教師 / 生活 / 意識 |
Research Abstract |
上記、研究課題について、東京都・大阪市を田中、山口県・福岡県を矢野が担当し、調査を実施した。教員養成専門学部出身者と非教員養成専門学部出身者に区別し、分析した。 大都市(東京・大阪)の場合は、余り格差がみられなかったが、地方(山口・福岡)の場合は、格差がいちぢるしい。とくに職業意識の面では、教員養成学部出身者は、専門職志向が強く、また生活の面でも、教師という自覚が私生活の面でも目立った。地方(山口・福岡)では、以前(12年前)と比較し、余り、格差がないが大都市(東京・大阪)は変化が目立つ。とくに社会情勢の変化に伴い、教師の意識が大都市ほど変革し、また都市の職業倫理も変化していることは注目される。現在社会における「良い教師とは何か」、一概に言えないが、教師の職業の本質を十分に自覚すべであるが、これを実現するためには、どのような要因と方法がよいかを今後検討を加える。教師の経験年数によって生活意識が変化しているが、なぜ変化したのか、それが教育現場にどのように影響をもたらすかを、分析している地域格差と出身校別の関係、性別と勤務校地域の特性が数的に現れているが、これは何を意味するのか。地域社会における教師の在り方を最終的にまとめたい。教師の生活意識と職業意識の関係を再検討する。
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Report
(1 results)
Research Products
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