Project/Area Number |
05640265
|
Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
General mathematics (including Probability theory/Statistical mathematics)
|
Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
白倉 暉弘 神戸大学, 発達科科学部, 教授 (30033913)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 正 神戸大学, 発達科学部, 講師 (30179494)
竹内 康滋 神戸大学, 発達科学部, 教授 (80030336)
|
Project Period (FY) |
1993
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
|
Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1993: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
|
Keywords | 一部実施要因計画 / 重み付きA-最適基準 / 最適計画 / Orthogonal designs / Balanced designs |
Research Abstract |
2^m要因実験において、3因子交互作用以上の母数は無視可能であるというモデルを考える。一部実施要因計画Tの最適性の基準として次の量を考える:WA(w)=v_1+w・v_2、ここでv_1はm個の主効果(main effect)の推定値の分散の平均、v_2はm(m-1)/2個の2因子交互作用(2-factor interaction)の推定値の分散の平均であり、w(>0)は重みである。この基準は、実験の目的に応じて重みとしてwに自由度を持たせたものである。またこの基準は、よく知られたA-最適基準を一般化したもので、一般化平均(general mean)は推定には興味がなくその情報を除いたものである。問題は:与えられた実験回数と与えられた重みwに対して、WA(w)を最小にする最適なTを特徴付け、それを求めることである。本研究の成果として、直交型一部実施要因計画Tが存在すればそれはどんな重みwに対しても最適な計画であることを示した。重みw_1に対して最適な計画Tが、また異なる重みw_2に対しても最適になる可能性があることに注目し、どのようなwの範囲に対して計画Tが最適になるかを特徴付けた。すなわち:正の区間が(0、∞)=R_1〓R_2〓・・・〓R_rに分割され、各区間R_jにおいて任意の重みw_j(〕 SY.notombr. 〔)R_jに対して、計画T_jが最適である、となるようなR_jとT_jの性質を調べ、(T_1、R_2)から順次(T_2、R_2)、(T_3、R_3)、…、(T_r、R_r)で得る手順を与えた。具体的に、釣合い型一部実施要因計画からなるクラスに限定し、因子数mが特に4≦m≦7で、実験回数nのある範囲について、T_jを求め、区間R_j及びrをあたえた。さらに最適計画を求める過程で、Chopra et al.(1986)によって得られたA-最適な釣合い型一部実施要因計画に一部誤りがあることが分かり、それらを修正することが出来た。
|
Report
(1 results)
Research Products
(4 results)