Project/Area Number |
05650378
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
計測・制御工学
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
安藤 繁 東京大学, 工学部(試), 助教授 (70134468)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
篠田 裕之 東京大学, 工学部(試), 助手 (40226147)
西 一樹 電気通信大学, 電気通信学部, 助手 (00208125)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1993: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | 凸射影法 / 画像処理 / 逆問題 / 超解像 / 最適化アルゴリズム / センサ / 知能化 |
Research Abstract |
本年度は凸射影法を計算的計測手法に密接に関連付けるための研究に集中して取り組んだ。すなわち凸射影法の目的を、計測者の先見的知識の導入の枠組みとして、および種々の異なる経路で得られた情報の統合の枠組みとしての2面から捉え、理論的構成と応用手法の開発を行なった。今年度に得られた成果を下記に列挙する。 1)測定系が測定対象の情報の一部しか伝達しないばかりでなく、その特性の一部も未知である系に対する逆問題解法を、ブラインド超解像法として定式化し、画像再構成問題に適用した(発表済み)。 2)3次元環境に複数の音源が含まれる場合に、ある1点での音場の時間空間勾配が音源配置に応じた部分空間を構成することを先見的知識として利用し、音源音の定位と分離を高精度化する方法を開発し、応用を試みた(一部発表済み)。 3)運動物体の時間空間勾配が速度に応じた部分空間を構成することを先見的知識として用いて運動物体の境界線の時間空間形状を滑らかに再構成する方法を開発した(一部発表済み)。 4)対称なエッジの位置が画像のボケに不変である性質を利用し、多重解像度分解された画像のエッジ情報のみを用いてボケ画像を復元する理論と算法を開発した(本年度発表予定)。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)