B型肝炎及び原発性胆汁性肝硬変症における肝組織内T細胞リセプターの解析
Project/Area Number |
05670447
|
Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Gastroenterology
|
Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
伊藤 よしみ 千葉大学, 医学部・附属病院, 助手 (70159929)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
丸 泰司 千葉大学, 医学部附属病院, 医員
横須賀 收 千葉大学, 医学部附属病院, 講師 (90182691)
|
Project Period (FY) |
1993 – 1994
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
|
Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1993: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
|
Keywords | B型慢性肝疾患 / 原発性胆汁性肝硬変 / T細胞リセプター / サブファミリー |
Research Abstract |
1.我々はすでにB型慢性肝疾患約30例の剖検肝組織及び約100検体の肝生検組織を凍結保存している。また約20例の原発性胆汁性肝硬変症の肝生検組織標本も凍結保存している。これら凍結肝組織より,30検体のB型慢性肝疾患及び,10検体の原発性胆汁性肝硬変より,T細胞リセプターのmRNAを抽出し,逆転写酵素によりcDNAを作製した。 2.T細胞リセプターのα鎖,β鎖のサブファミリーに特有な合成DNAプライマー及びC領域に特有な合成DNAプライマーを作製した。 3.これらのプライマーを用いて肝組織から抽出,作製したcDNAを用いてα鎖,β鎖それぞれの各サブファミリーの比率を内部コントロールに対して求め,サブファミリー間の比率を求めている。 4.又,同時平行で,自己免疫性肝疾患である原発性肝汁性肝硬に対しても、3と同様にサブファミリー間の比率を求めている。 5.B型慢性肝疾患例及び原発性胆汁性肝硬変例の検索数が、統計学的検討を充分に行なえるようになった段階で、両疾患での特定のサブファミリーの偏りがあるかどうかを検討する。
|
Report
(1 results)
Research Products
(5 results)