スーパー抗原反応における抗原提示細胞としての表皮細胞の役割
Project/Area Number |
05670726
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Dermatology
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Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
戸倉 新樹 浜松医科大学, 医学部, 講師 (00172156)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
八木 宏明 浜松医科大学, 医学部, 助手 (20242779)
古川 福実 浜松医科大学, 医学部, 助教授 (40156964)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 1993: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Keywords | スーパー抗原 / 表皮細胞 / ランゲルハンス細胞 / クラスII陽性細胞 / ケラチノサイト |
Research Abstract |
細菌性スーパー抗原であるstaphylococial enterotoxinB(SEB),exfoliative foxin(ExT)に対するT細胞増殖反応において,表皮ランゲルハンス細胞および主要組織適合抗原複合体classII分子陽性ケラチノサイトの両者とも有効な抗原提示細胞となり得た。ランゲルハンス細胞を中波長紫外線(UVB)で照射後、T細胞とSEBの培養液に加えたところ,その抗原提示能は,他のハプテン蛋白抗原提示能に比し,UVB抵抗性であった。このことはランゲルハンス細胞の抗原提示能が従来言われているようにUVB感受性であることは,スーパー抗原提示に関しては当てはまらないことを示唆した。低量〜中量のUVB照射に対してランゲルハンス細胞のスーパー抗原提示能は抵抗性であったが,高量のUVB照射により同細胞のスーパー抗原提示能は約50%減少した。この減少レベルは化学的固定処理の場合と同等であり,ランゲルハンス細胞上の接着分子が損われることに起因すると考えられた。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)