新しいケラチノサイト分化マーカーとしてのトロンボモジュリンの病理生化学的研究
Project/Area Number |
05670727
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Dermatology
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
清水 正之 三重大学, 医学部, 教授 (70024742)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 宏治 三重大学, 医学部, 教授 (70077808)
水谷 仁 三重大学, 医学部・附属病院, 講師 (30115737)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1993: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | トロンボモジュリン / ケラチノサイト / 分化 / ★化 |
Research Abstract |
皮膚におけるトロンボモジュリン(TM)の発現を2種の新しく作成したモノクロナール抗体を用いた免疫組織学的および生化学的に検討し、従来血管内皮での発現のみが強調されてきたTMが、生物活性を持ちつつケラチノサイトに多量に発現していることを明らかにするとともにメッセンジャーレベルで確認した。血管内皮におけるTMの発現は恒常的でin vitroでは炎症性サイトカインにより減少することが知られていたが、炎症性サイトカインの多量に放出される自己免疫疾患である強皮症においてむしろ多量の発現増強が血管壁および表皮に起きていることを明らかにした。さらに、血漿中のTMの発現とも増加していることを明らかにして、その炎症における防御的機構への関与の可能性を示した。また、皮膚腫瘍における検索を行い、分化腫瘍での高度の発現と低分化腫瘍での未発現を明かにし、さらにその発現様式がインボルクリン他の扁平上皮分化マーカーにくらべより基底上細胞特異的に発現することを明らかにし、新しい免疫組織学的なケラチノサイトの分化マーカーとして用い得ることを証明し、現在これらの結果はまとめて投稿中である。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)