上室性頻脈性不整脈に対する非薬物的房室伝導抑制術成功の為の指標確立に関する研究-電気生理学的修飾度(各種アプローチによる単極morphologyの特徴の分析)と病理組織学的変化との対比-
Project/Area Number |
05671138
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Thoracic surgery
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Research Institution | Iwate Medical University |
Principal Investigator |
八木 葉子 岩手医科大学, 医学部, 講師 (00159196)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐々木 達哉 岩手医科大学, 医学部, 助手 (10196165)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1993: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | 上室性頻脈性不整脈 / 房室結節 / 房室結節リエントリー / 冷凍凝固アブレーション / 房室結節二重伝導路 / 房室伝導 / 電気生理学的検査 / 心内膜マッピング |
Research Abstract |
1.雑種犬にて、全身麻酔下に体外循環を開始し、右心房を切開する。右心房内へ48点同時ペーシング用心房中隔マッピングシート電極を挿入し、房室結節周囲を含む心房中隔部へ固定する。また、右房と右室自由壁へ各々ペーシング用とセンシング用双極電極を、総頸動脈からはヒス束心電図記録用6Fカテーテル電極を挿入する。プログラム刺激法により心房頻回刺激を行い、房室結節のAH時間やウエンケバッハ点、不応期を測定した。 2.房室結節周囲へ1点ずつメスにて切開を加え、電気生理学的房室伝導修飾度と障害部位への解剖学的対比、マッピング部位との対応を詳細に検討した。 3.メスの他に、凍結を用いて2.と同様に房室結節周囲へアブレーションを行ない、単極電極のmorphologyの変化や電気生理学的変化の程度を比較検討した。 4.上記2.3.の慢性犬を作成し、慢性期の変化について経過を追い、2ヵ月後に電気生理学的評価を行なう。6ヵ月後に電気生理学的評価を行なった後にsacrificeし、連続切片による房室結節周囲組織の病理変化と房室結節修飾度との詳細な比較検討を行なった。 5.房室結節リエントリーエコーを有する雑種犬7頭においては、房室結節二重伝導路の一方の選択的離断を各種試み、評価を行なった。 6.本法の術中房室遅延作製の電気生理学的ガイドラインを明らかにし、臨床応用への可否を検討中である。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)