橋核、橋被蓋網様体核のOKN初期急速増加への係わり
Project/Area Number |
05671449
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Otorhinolaryngology
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Research Institution | St. Marianna University School of Medicine |
Principal Investigator |
加藤 功 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (90018375)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中島 博昭 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師 (50217709)
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Project Period (FY) |
1993 – 1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1993: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Research Abstract |
予備実験として4匹のサルを用いて視運動性眼振(OKN)の皮質下経路の第一次中継核である視蓋前域視索核(NOT)に順行性に神経線維を標識できるバイオサイチンを注入した。NOTからの出力系は3経路認められた。1)交連線維を通して対側のNOTに集束する。2)NOTの復側から網様体を通って橋被蓋様体(NRT)に投射する。3)NOTから内側網体を下降、橋外背側核(DL)、NOT右下神経周囲核、外転神経核、前庭核に分枝しながら下オリーブ投射するものであった。その中最も強い線維は3)の内側網体でDL、NRTに豊富な線維連絡が認められた。これら組織学的な研究は一部ER紙(1993)、全て現在投稿中である(J Comp Neurol)。 NOTより豊富な線維を受けているDL、NRTのOKN初期急速増加への影響をみるためにサルの訓練、条件づけをおこなった。1匹のサルを用いた。ハロタン麻酔下に慢性実験用にボルト、シリンダー、電極用ワイヤーを植込んだ。90cm^2のスクリーンより50cmに動物を固定し、光点が暗くなった時動物がレバーをはなすと代償としてジュースが出るようにした。しかしサルはランダムにレバーを押し、その中には光点の輝度変化に一致してジュースをもらえることになり、現在光点がランダムにでてくるソフトを改良中である。動物が条件づけできたら、前回行った外側膝状体を同定しDLを同定しここを化学的に破壊する予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)