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成長期虚弱下顎骨に対するカルシウム-高タンパク質療法-骨基質形成について-

Research Project

Project/Area Number 05671718
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 矯正・小児・社会系歯学
Research InstitutionKyushu Dental College

Principal Investigator

木村 光孝  九州歯科大学, 歯学部, 教授 (70047801)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 門司 靖廣  九州歯科大学, 歯学部, 助手 (10244790)
森本 彰子  九州歯科大学, 歯学部, 助手 (90228734)
牧 憲二  九州歯科大学, 歯学部, 助手 (60209400)
西田 郁子  九州歯科大学, 歯学部, 助手 (80198465)
Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 1993: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Keywords成長発育 / 骨構築 / カルシウム / タンパク質 / 体重 / 血液検査 / 骨濃度
Research Abstract

成長発育期の骨形成におけるカルシウム、タンパク質の影響を検索するため、ラットに与える飼料中に含まれるカルシウム量、タンパク質量の設定を行った。当教室の一連の研究をもとにラット標準飼料を対照群とし、それよりカルシウム成分を除いたカルシウム欠乏食群、タンパク質量を2倍にした高タンパク食群、さらにカルシウム欠乏・高タンパク食群の4群に分けた。
体重の変動を観察してみると、実験開始後1週目はどの群も体重の有意差はみられなかった。実験2週目になると対照群と他の3群との間に1%の危険率で有意差が認められ、対照群が高値を示した。その後、増加率は対照群が最大で、高タンパク食群、カルシウム欠乏・高タンパク食群、カルシウム欠乏食群の順に低値を示した。
血液検査に関しては、対照群と高タンパク食群では、ALP以外はほぼ同様の値を示していた。飼料中のカルシウム量が減少すると血清電解質、酵素、内分泌ホルモンに変動がみられた。血清電解質では、Caの減少、C1の増加、酵素では、LDH、CPK、ALPの変動、内分泌ホルモンでは、カルシトニン、1、25(OH)_2VDの増加がみられた。カルシウム欠乏・高タンパク食群においてもカルシウム欠乏食群と同様の傾向を示していた。
骨濃度に関しては、対照群と高タンパク食群の間に有意差は認められなかった。しかし、対照群とカルシウム欠乏食群、カルシウム欠乏・高タンパク食群との間には1%の危険率で有意差が認められ、対照群が高値を示した。さらに、カルシウム欠乏・高タンパク食群は、カルシウム欠乏食群より低い値を示した。
以上のことから、高タンパク食は、カルシウムが存在している状態では、骨構築に関する影響は認められるが、カルシウムが欠乏していると骨構築を阻害するように働くことが示唆された。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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