Project/Area Number |
05671845
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Biological pharmacy
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Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
和久 敬蔵 帝京大学, 薬学部, 教授 (90013854)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 清子 帝京大学, 薬学部, 助手 (30241277)
岸本 成史 帝京大学, 薬学部, 助手 (60234217)
山下 純 帝京大学, 薬学部, 助手 (80230415)
杉浦 隆之 帝京大学, 薬学部, 講師 (40130009)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1993: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | 血小板活性化因子 / リン脂質 / アセチルトランスフェラーゼ / コリンホスホトランスフェラーゼ / 無脊椎動物 / PAFレセプター |
Research Abstract |
1.無脊椎動物において脂質分析を行ったところ、アルキルエーテル型コリン及びエタノールアミンリン脂質が哺乳類に比べかなりの量存在し、一般的にはアルキルエーテル型コリンリン脂質の量とPAF含有量とは相関関係が見られた。 2.無脊椎動物中、最もPAF含有量が多いナマコの消化管では2種のPAF合成酵素、アセチルトランスフェラーゼ(修復系)およびコリンホスホトランスフェラーゼ(de novo合成系)が観察され、その内でも後者が主として存在することが明らかにされた。 3.ナマコ、ホヤ等の組織を用いて、PAFアンタゴニストである[^3H]WEB2086の結合能を測定したが、特異的な結合部位は観察されなかった。 4.種々の無脊椎動物について、PAFに対する受容体が存在するかどうかを知るために、各動物の組織より得たmRNAをアフリカツメガエルの卵母細胞に導入し、PAFに対する応答を調べたが、受容体の存在を示す知見は得られなかった。 5.生理活性を有するリン脂質を探索し、1-alkenyl GPEがPAF生合成の促進作用を有することをマクロファージ等で見いだした。
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