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靴の設計を目的とした高齢者の歩行に関する研究

Research Project

Project/Area Number 05680034
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 家政学
Research InstitutionFukuoka Women's University

Principal Investigator

山本 昭子  福岡女子大学, 家政学部, 教授 (40105002)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1993: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Keywords高齢者の歩行 / 靴設計 / ハイヒール / 床反力測定 / 歩行のサイクルグラム / 階段歩行 / 階段の傾斜角度 / 手摺り
Research Abstract

1.高齢者の平面歩行に関する運動学および運動力学的研究について
裸足およびヒール高が1.5cm・3.5cmの2種類のパンプスを着用させ、70歳前後の女子10名と21歳の女子10名を被験者として、床反力測定装置を用いて、歩行時の前後、左右および垂直方向荷重の応力波形、重心の移動、軌跡等を測定した。測定データを解析した結果、女子高齢者の歩行が若年層と比較して運動力学的にいかなる特性を有するかの知見を得ることが出来、それらは高齢者の靴の設計に際して十分に有効であると思われる。また、各被験者の歩行時の身体全体と下肢部を、側面よりビデオカメラにて記録し、ビデオプリンターでプリントし、歩行のサイクルグラムを作成して運動学的視点から解析した結果、高齢者の足の運び、股関節・膝関節の角度、上肢の運動、身体の上下動、歩行スピード等に若年層と比べて顕著な差異が認められた。以上の結果は学術誌に投稿準備中である。
2.階段歩行の運動学および運動力学的研究について
傾斜角度が22^゚・32^゚・45^゚の3種類の実験用階段モデルに床反力測定装置を組み込み、5人の被験者により、裸足およびヒール高が1.5cm・3.5cm・7.0cmの3種類のパンプスを着用させ、昇降時、手摺りの有無の場合の歩行の様態を高速度ビデオカメラで撮影し、歩行のサイクルグラムの作成および前後、左右および垂直方向荷重の応力波形、重心の移動、軌跡等を測定した。測定結果を解析の結果、履物では裸足・低ヒールとハイヒール間の応力荷重に有意な差異が認められ、特に手摺りの有無は階段歩行の運動に大きな影響を及ぼすことが解った。次回は階段の種類を1種類にして因子数を削減することを考えている。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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