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低水準の身体活動における心拍数とエネルギー消費量の相関

Research Project

Project/Area Number 05680100
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 体育学
Research InstitutionKyoto Prefectural University

Principal Investigator

松原 周信  京都府立大学, 生活科学部, 助教授 (20121767)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 1993: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Keywords心拍数 / 一回拍出量 / 体温 / エネルギー消費量 / 身体活動 / 睡眠
Research Abstract

運動処方を提示し、またその結果を確認するため、携帯式心拍数記録装置を用いてデータを収録すれば、日常の活動に制約を与えることなく一日のエネルギー消費量を計算することができると考えられる。しかし、低水準の身体活動においては一回拍出量に変動が存し、また、活動強度上昇に伴う心拍数の追随は早いものの、低下にはある程度の時間を要するので、心拍数とエネルギー消費量は単純に直線的な関係にはない。この両者の関係についてはこれまで十分な研究がなされていないので、これを明らかにすることを目的とした。
そこで、複数の被験者を用いて低水準の運動負荷テストを行ない、心拍数とエネルギー消費量の関係を求めた。運動負荷は、踏み台昇降、自転車エルゴメータ、トレッドミル、軽作業(林業における枝打ち模擬動作など)、および日常生活に見られる、臥位、椅座位を含む低水準の身体活動とした。その際、心拍数とエネルギー消費量のほか、心拍出量、血圧、体温をも測定し、さらに各被験者について、携帯式心拍数、体温、歩数記録装置を用い、睡眠中を含む24時間のデータを収集した。
これらに統計処理を施し、一回拍出量、体温などのパラメータによる補正を含め、低水準の身体活動における心拍数とエネルギー消費量の関係の特徴的な一端を明らかにし、また、身体活動時の心拍数の睡眠時に対する割合とエネルギー消費量の関係は個人差がきわめて小さいことを明らかにした。これにより、心拍数からエネルギー消費量を推定するに際し、簡便ながら比較的高い精度の得られる方法を開発した。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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