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早朝ランニングは脂質代謝を高めるのか

Research Project

Project/Area Number 05680114
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 体育学
Research InstitutionOsaka University of Health and Sport Sciences

Principal Investigator

豊岡 示朗  大阪体育大学, 体育学部, 教授 (30067243)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1993: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Keywordsジョギング / FFA / グルコース / インスリン / RQ / 糖質 / 脂質
Research Abstract

本研究では、朝の起床後におけるジョギングの問題点と、その実施時間帯による代謝特性を明らかにすることを目的とし、男子長距離選手5名(19〜26歳)とジョガー6名(32〜50歳)を対象に、朝・空腹、朝・スナック(バナナ1本とヨーグルト1個を摂取、糖質約40g)、夕方の3条件を設定して60分間のトレッドミルによるジョギングを課し、血中基質と代謝反応を測定した。その結果、本研究に用いた被験者では、規則正しい生活と食事内容、睡眠をとっていれば、朝・空腹状態でのジョギングにおいて、低血糖やFFAの急上昇が起こる例は稀であることが示唆された。血中基質の変動からみた朝の2条件と夕方のジョギングの特徴は、夕方の場合、運動前のインスリンレベルが高く、運動中のグルコースの取込みの増加、脂肪分解能の抑制が見られ、朝の2条件の場合は、インスリン、グリコースの変動が小さく、グリセロールの増加、FFA代謝回転速度の増大であった。また、60分間のジョギングにおける呼吸商(RQ)と酸素摂取量による全消費カロリー量は、スナック、654kcal、空腹、619kcal、夕方、627kcalとなり、糖質40gの運動前摂取が代謝量を高める結果となった。炭水化物と脂肪の燃焼比率は、朝の2条件の場合、約50%:50%であるのに対し、夕方の場合、約70%:30%となり、朝のジョギングの方が約20%脂肪の燃焼が多いことが認められた。
以上の結果から、朝のジョギングは、夕方実施する場合に比べて脂質代謝が高いことが示唆された。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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