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ラテラリティーの観点からみた長軸回転動作の連続性について

Research Project

Project/Area Number 05680116
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 体育学
Research InstitutionTokai University Junior College

Principal Investigator

村松 香織  東海大学短期大学部, 助手 (40249032)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords利き側 / 長軸回転運動 / 舞踊動作 / 三次元画像解析 / ピルエット・アン・デオール
Research Abstract

これまで、舞踊の長軸回転動作に関する研究では,運動の遂行をダンサーの恣意性に任せて,利き側のみを記録し,内部的な身体調節機能との関連で考察を行っている。そこで,本研究では舞踊の長軸回転動作におけるラテラリティー(利き側)を、外部的な三次元画像解析から明らかにした。舞踊トレーニング経験者を対象に,ピルエット・アン・デオールのシングル回転とダブル回転の動作分析を行った。その結果,以下のことが得られた。
1.上級者のスティック・フィギュアから,体軸の歳差運動は,不得意方向で顕著に示されていた。得意方向と不得意方向の差は,シングル回転よりも連続性の高いダブル回転で大きい傾向がみられた。一方初級者では,得意側と不得意側の差がはっきりと表れず,両者で共に支持脚の接地面が大きくずれて示されていた。得意・不得意の差は各々の技術レベル上で存在するが,その差よりも技術レベルの差の方が大きかった。
2.重心の位置変化において,初級者から中級者になると得意・不得意の差は自覚症状だけでなく,客観的にも表れていた。上級者は,比較的容易な技術に関しては得意・不得意の差は見られなかったが,連続性の伴う難度の高い技術では,差が顕著に見られた。また,連続性の低い比較的容易な技法については,中級者において最も得意・不得意の差が大きく表れていた。このことより,トレーニングを積むほど,得意方向と不得意方向の差はさらに広がることが示された。高度な回転運動は,片側偏重のトレーニングが行われ,その影響はその他の舞踊動作にも多く与えられると考えられる。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

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All Publications (1 results)

  • [Publications] 村松香織: "舞踊の回転運動における利き側の分析" 体育の科学. 43(9). 767-773 (1993)

    • Related Report
      1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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