Project/Area Number |
05680162
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Science education
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Research Institution | Osaka Institute of Technology |
Principal Investigator |
松岡 和夫 大阪工業大学, 工学部, 助教授 (50175600)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉浦 文夫 大阪工業大学, 工学部, 講師
大場 康行 大阪工業大学, 工学部, 講師 (30079602)
上野 武人 大阪工業大学, 工学部, 助教授
広畑 哲也 大阪工業大学, 工学部, 助教授 (80165232)
友枝 謙二 大阪工業大学, 工学部, 助教授 (60033916)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 画像転送 / シミュレーション教育 / 在宅学習 / ファクシミリ |
Research Abstract |
以下の事項について検討または開発を行い、いくつかの結論を得た。 1.ホストコンピュータの機種の検討;システム変更への対処のしやすさからワークステーションまたはマルチタスクOS搭載可能な高性能パソコンの利用が最適である。 2.グラフィック画面のフォーマットの検討およびソフト移植;ワークステーションやパソコン画面に適するように画面のフォーマットを定め、教育用グラフィックサブルーチンのワークステーションへの移植を行った。 3.利用者側システムの検討;回線切り替えについては操作の容易さからISDNの導入が最適である。現在家庭で一般的に利用されているアナログ式の電話1回線の場合、送信後の会話機能を持つファクシミリの場合はドライバを開発することにより続けて利用可能とすることが出来る。このような機能を持たない一般的なファクシミリの場合は画像を受信する度に再度電話のかけなおしが必要となる。しかしながら学習者が送信画像内容を検討しながら操作を行うことを考慮すれば、この場合にも教育効果は充分に得られるものと思われる。 4.教材開発;以上のシステムの検討と並行して物理・数学分野の教材開発を行った。 なお、回路図のように決まったパターンの組合せで情報伝達が可能なものはキャプテンシステムや文字放送のデータ送信の手法を利用することによりデータ量を大幅に減少させることが出来る。このためファクシミリ送信よりもパソコン通信による画像転送のほうが学習者には容易である。このためのシステムも現在検討している。 さらに語学教育での利用についても検討を行っている。語学では音声情報の送信も可能としたい。現存の機器を利用した簡易システムを考察中である。
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