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イスラエルアナヘビ毒サラホトキシン及びヘビエンドセリンの構造と生理作用

Research Project

Project/Area Number 05680542
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Functional biochemistry
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

高崎 親久  東北大学, 理学部, 助手 (10004491)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1993: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Keywordsサラホトキシン / エンドセリン / 遺伝子配列 / アナヘビ / マムシ
Research Abstract

1.サラホトキシン(SRT)遺伝子3種(SRTa-1,SRTc-1,2)の塩基配列を決定した。SRTa-1とSRTc-2は成熟ペプチドをコードしている領域(63base)でアミノ酸3残基置換に対応した3塩基の置換がある他は5'側90base,3'側250baseが全く共通であった。SRTc-1は3'側60baseのところで共通性が消失した。
2.SRTa-1の成熟ペプチドコード領域を含む191bpをプローブとしてマムシゲノム遺伝子のサザンハイブリダイゼーションを行ったが、対応する遺伝子はなかった。SRTはアナヘビにのみ保持されているものと思われる。
3.一方、ブタエンドセリン(ET)遺伝子をプローブとしてヘビET2種(SET-3,-4)をコードしている遺伝子を発見した。SET-3は哺乳類ET-3とは生理活性に影響しないと思われる4位Phe→Tyrの置換のみであった。SET-4は哺乳類ET-1,-2とそれぞれ4残基ずつの置換で、なかでも、18位はSRT/ETファミリー共通残基のAspがGlyに置換していた。
4.SET遺伝子の成熟ペプチドコード領域の5'側、3'側とも哺乳類ETの塩基配列と共通性が高く、SRTとは全く異なっていた。ヘビのETも哺乳類ETと同様の生合成過程を経るものと思われる。
5.SET-4を化学合成した。アミノ酸分析、アミノ酸配列分析、質量分析により、目的物質であることを確認した。生理活性については、現在、検討中である。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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