Project/Area Number |
05680750
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Biomedical engineering/Biological material science
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Research Institution | Yamagata University |
Principal Investigator |
宮本 嘉巳 山形大学, 工学部, 教授 (30001689)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
新関 久一 山形大学, 工学部, 講師 (00228123)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1993: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | ガス交換 / 嫌気代謝閾値 / 心拍出量 / 酸素消費量 / クーリングダウン / 運動負荷テスト |
Research Abstract |
スポーツの前後に行う準備、整理運動については一定の尺度がなく経験的に適当と思われる負荷を与えているのが現状である。本研究の目的は負荷の強度と心肺機能の回復時間との間の定量的関係を求めることにある。我々はまず、有酸素運動能力の指標となる嫌気代謝閾値(AT)無侵襲測定法の信頼性を知るために、空気及び高酸素呼吸下でのランプ漸増負荷テストについての実験を行い、ATの目安となる換気量の急増が頸動脈体の血中水素イオン感受性に依存していることを確認した。この研究の成果は第8回生体生理工学シンポジウム(仙台、平成5年11月)で報告、更に米国生理学会機関誌J.Appl.Physiol.に投稿した。次いで、本研究の端緒となった、ランプ運動負荷におけるon,off過渡応答の非対称性が心拍出量の筋と諸臓器への配分比により決定されることについての理論的考察を行い、この成果も、J.Appl.Physiolに投稿した。整理運動と心肺機能の回復時間との間の定量的関係については、AT前後の異なる運動負荷について実験を行い、運動終了後引き続きランプ減衰負荷期間を7分程度行うと、本運動の持続時間とは無関係に酸素消費量、心拍数、換気量が整理運動終了後に遅延することなく安静レベルに回復することを確認した。また、この現象が運動終了時の循環系の挙動に関係していることを確認するために、臥位と座位に於ける負荷実験を行い、ガス交換諸量、血圧、心拍数と心拍出量の関係について興味ある知見を得た。この成果は第71回生理学大会(香川、平成6年3月)で2件の口頭論文として報告し、現在本論文としてまとめる準備中である。これらの研究では主要設備品目であるSPRACワークステーション、及びその関連部品(ハードデスク、ソフトウエアなど)をデータ解析、シミュレーションに使用した。また、医学データベース利用のためCD-ROMドライブ装置と本研究に関連する参考図書を購入した。
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