• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

正倉院御物目録のデータベース化の為の基礎的研究

Research Project

Project/Area Number 05710034
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Fine art history
Research InstitutionNara National Museum

Principal Investigator

田窪 直規  奈良国立博物館, 仏教美術資料研究センター, 研究員 (40206925)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords正倉院 / データベース / 正倉院御物
Research Abstract

本研究では、正倉院御物の諸目録類のうち、唯一の公開目録であり、その意味で基本的台帳とみなしうる「正倉院棚別目録」を対象とし、データベース化のための基礎研究を行った。その際には、奈良国立博物館でほぼ毎年開催されている「正倉院展」の展覧会目録とデータをリンクさせデータベースに付加価値を加えることにした。
データベース化の方法としては、フルテキストデータベースのような内容羅列的方法は採用せず、構造的データベースを目指すことにした。
構造的データベース作製のツールには、RDBMSを採用した。RDBMSは対象分析に基づき様々なテーブルを作製し、それらの間を関係付けるものである。今回は、様々なテーブルとその関係のパターンを模索し、テスト入力を繰り返したが、結局、単一テーブルによる入力が良いという判断に達した。というのは、複数のテーブルを関係付ける方法によると、なるほど、対象をより高度に構造化できるものの、データの管理が繁雑になり、データベース構築後の関係機関へのデータ公開という意味でも得策ではないと思われたからである。
研究補助金は、文化財に関する類似研究を行っててる機関等の見学、文献調査、図書購入、テスト入力のためのコンピュータ環境の整備、入力要員の雇用必要事務用品の購入などに使用し、研究遂行に大いに役立った。
今後機会があれば、データベース公開促進科学研究費補助金により、今回設定した枠組みにしたがって、本格的なデータ入力を行い、広くデータを公開し、美術研究の発展に寄与したい。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi