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税法の財務会計に及ぼす影響に関する比較研究

Research Project

Project/Area Number 05730064
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Accounting
Research InstitutionWakayama University

Principal Investigator

梶原 晃  和歌山大学, 経済学部, 講師 (70243368)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1993: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Keywords財務会計基準 / 外貨換算 / 連結会計
Research Abstract

本年度研究実施計画は各国主要企業の財務データを加工し、データベース化を図ることであって、日本およびアメリカについて計画に沿った研究を実施した。そして、その財務情報の検討過程で、当該財務情報作成の拠り所となった財務会計基準とその財務会計基準をとりまくさまざまな要素、とりわけ税法との関係を考察した。こうした一連の研究を通じて財務会計基準に関する次のような諸特徴を明らかにした。
まず、財務会計基準は明らかに税法の影響を受けている点である。この点についての詳細な分析は他のさまざまな研究の中において散見できるが、本研究の一連の過程でもこの点の存在が理解される。ただし、税法の財務会計基準に対する影響の程度やその影響を受ける範囲については、その問題となる財務会計基準が取り扱う領域により大きく異なる。
次に財務会計基準は他のさまざまな要因によっても重大な影響を受けている点である。特に、その問題となる財務会計基準の設定された時期における政治的あるいは経済的環境が当該財務会計基準に大きな影響を及ぼすことが本研究の過程で明確なものとなった。
以上の点を、とりわけ外貨換算や連結会計をケースとして取り上げながら明らかにした。そして本研究では、各国間には財務会計基準に特徴的差異が存在するが、そうした差異を生じさせる土壌としての財務会計基準およびその設定過程に税法等といった静的要因と、政治経済等の環境変化といった動的要因の両者が大きく影響を及ぼしていることを指摘した。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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