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たわみ圧電トランスデューサを用いた直径0.3mmの超音波モータ

Research Project

Project/Area Number 05750057
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Applied physics, general
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

黒澤 実  東京大学, 工学部, 助教授 (70170090)

Project Period (FY) 1993 – 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords超音波モータ / マイクロアクチュエータ / マイクロモータ / PZT薄膜 / マイクロマシン / 振動子 / 水熱法
Research Abstract

本研究では、チタン管の側面に、水熱法によりPZT薄膜を成膜することで、超音波モータ用ステ-タ振動子を作った。この振動子をステ-タ振動子として、超音波モータを試作し、その動作を確かめた。また、本手法によるステ-タ振動子により、より微小なモータを製作した場合の、発生力に関して理論的検討を行っている。
試作に用いたのは、直径2.4mmチタン管で、この側面に、厚さ約8mumのPZT薄膜を成膜した。周方向に4分割した短冊状の電極を設け、それぞれに対向する電極を組として、時間的に直行する2組の高周波電源を用いて駆動した。高さ10mmの振動子で、共振周波数約115kHzとなり、たわみ振動が励振された。駆動電圧約32Vにて、およそ300rpmの回転速度が得られた。また、駆動位相関係を反転することで、逆回転することを確認した。
この構造での超音波モータとしての発生力の可能性を計算により見積もった。それによれば、これまで、バルク材を用いて作られた直径5mm以上のモータと同様なトルクを発生し得る可能性があることがわかった。この方法で、0.3mmのモータを試作し得ることはわかったが、実際に試作するには至らなかった。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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