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仮想空間を操作するための非接触型インタフェースに関する研究

Research Project

Project/Area Number 05750438
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 計測・制御工学
Research InstitutionNagasaki Institute of Applied Science

Principal Investigator

辺見 一男  長崎総合科学大学, 工学部, 講師 (30238711)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywordsヒューマンインタフェース / 動作認識 / 画像処理 / 人工現実感
Research Abstract

自然な掴み動作を入力とする3次元インタフェースを実現するためには,手の動きを画像処理で認識する必要がある.手は非剛体である上に,非常に複雑な動きを行うため,そのままの形状を画像処理で認識するのは非常に困難である.このため,画像処理で処理しやすい特徴点を定め,この特徴点から手の形状を推定するモデルを用いる方法が最も適している.また,仮想空間に設定した物体を自然な掴み動作によって操作するには最低2指の動きを認識する必要がある.これが可能となれば,物体を掴み,移動回転などの操作を行うことができる.本研究では,処理の簡単化のため,親指と人差指で物体を操作するこしとを想定し,この2指の動作を認識させることを試みた.また,手先の形状を記述する特徴点として,各指の指先座標とその傾きに着目し,これらのパラメータより2指の動作を推定するモデルの構築を行った.このモデルを用いると,画像処理により算出する必要があるのは,2指の指先座標とその傾きだけである.これらは,画像処理によって比較的算出しやすい情報であるので,手先にマーカーなどの付加物を装着しなくても,素手のシルエット画像より直接算出することができる.また,この方法だと初期探索以外は画像領域全体を探索する必要がなく,指先の近傍領域のみを処理するだけで手先全体の動きが推定できるため計算量が非常に少くなり,リアルタイムで手先の動作を認識することが可能となった.この手法を3次元空間を操作するインタフェースに応用した結果,人が日常行っている,把握,移動,回転等の自然な動作をそのまま計算機の入力とすることが可能となったので,マン・コンピュータインタフェースとして本手法が非常に有効であることが認識できた.

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report
  • Research Products

    (4 results)

All Other

All Publications (4 results)

  • [Publications] 辺見一男: "手掌部関節の動作計測" 第37回システム制御情報学会研究発表講演会講演論文集. 37. 409-410 (1993)

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  • [Publications] 李亜兵: "2指の動作モデルの提案" 第37回システム制御情報学会研究発表講演会講演論文集. 37. 399-400 (1993)

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  • [Publications] 李亜兵: "画像処理を用いた2指の動作認識手法の提案" 第37回システム制御情報学会研究発表講演会講演論文集. 37. 401-402 (1993)

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  • [Publications] 佐藤邦男: "非接触3次元ポインティングデバイズと人間の運動機能評価への応用" 第37回システム制御情報学会研究発表講演会講演論文集. 37. 407-408 (1993)

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URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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