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コンクリートの破壊の有限要素解析における要素分割依存性に関する研究

Research Project

Project/Area Number 05750447
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 土木材料・力学一般
Research InstitutionGifu University

Principal Investigator

内田 裕市  岐阜大学, 工学部, 助教授 (20213449)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords有限要素法 / ひびわれ / 要素分割依存性
Research Abstract

1)分布ひびわれにエネルギー規準(要素の破壊エネルギー一定)を導入したモデルを用いて、有限要素法により無筋コンクリートはりのひびわれ進展解析を行った。その結果、要素の配列方向とひびわれの進展方向が一致している場合とそうでない場合で解析結果が異なり、方向が一致していない場合にはストレスロッキングが生じていることがわかった。このストレスロッキングが要素分割依存性の1つの原因であるが、ストレスロッキングは軟化領域にあるひびわれ要素とその周辺の弾性要素との変位の適合条件に起因しているため、分布ひびわれモデルを用いる限り避けられない問題であることがわかった。ストレスロッキングを避けるためには現在のところ要素の再分割しかないように思われる。
2)要素分割依存性を解消する1つの方法として非局所理論の導入を考え、同理論(ここでは空間平均化理論を採用)に基づく有限要素プログラムの開発に着手したが、原時点ではまだ完成していない。
3)現在一般的に行われている鉄筋コンクリート部材の有限要素解析における要素分割依存性を調べる目的で、汎用プログラム(DIANA)を用いてはり部材の解析を行った。その結果、特にせん断破壊を生じる場合に破壊荷重に対して、要素分割が影響することがわかった。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 内田裕市、他3名: "RC部材のFEM解析における要素分割依存性" 土木学会第49回年次学術講演会講演概要集. (1994)

    • Related Report
      1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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