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CGを使った看板の量と見え方の関係に着目した看板総量規制のための研究

Research Project

Project/Area Number 05750575
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Town planning/Architectural planning
Research InstitutionOita University

Principal Investigator

有馬 隆文  大分大学, 工学部, 助手 (00232067)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords都市景観 / 看板 / コンピュータグラフィクス / シミュレーション
Research Abstract

本研究は,看板の総量的な規制誘導をおこなうことを目的としているが,看板の見え方と実際の看板量との関係が曖昧なため,その規制の基準を確定できないが現状である。そこで我々は,3次元コンピュータグラフィクスの技術を用い,設置された看板の量と視覚的な看板量の関係を定量的に分析した。まず調査をおこない,看板を看板形状・サイズ・取付け位置・建築物ファサードに対する看板に割合等の基準により,70パターンに分類した。つぎに各パターンの看板を設置した単純なシミュレーション街路を作成し,その街路上を移動した場合の看板視率(視野全体における看板の割合)を算出した。計算結果として,上記の類型項目と看板視率の関係をまとめると,移動に伴う看板視率のデータは,看板形状によって傾向が2分化される。その値や移動に伴う変化は,縦看板が横看板より大きく,縦看板の方が,視覚における影響が大きいことが伺える。また他の類型項目も,やはり看板視率の値に対し影響度が大きいが,それら値の変化を左右するものが,視点と看板との物理的な距離であり,道路幅員との関係が大きいものと考えられる。次に実際の景観にこの計算を応用した。街区は大分市の商業地区,歓楽地区,業務地区の代表的街路を選定し,看板視率を計算した。結果として,道路中央部を移動した看板視率は,歓楽地区が6.54%,商業地区2.72%,業務地区は2.19%という値を得ることができた。歓楽地区は道路幅員が狭くかつ看板の絶対量も多いことから,極端に大きい結果となったことが伺える。業務地区では,看板が非常に大きいが,道路幅員が広いことより,看板視率は小さくなったと考えられる。最後にこの3種の現状地区において看板パターンのシミュレーション,及び、評価実験をおこなったが,正確を期すため研究を継続中である。しかし,現在までの分析で,看板視率を道路幅員との密接な関係を見出すことができた。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report
  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 佐藤 誠治: "3次元シミュレーション画像による看板視率の計算手法と景観分析(その1)" 日本建築学会大会学術講演梗概集. F分冊. 89-90 (1993)

    • Related Report
      1993 Annual Research Report
  • [Publications] 佐藤 誠治: "3次元シミュレーション画像による看板視率の計算手法と景観分析(その2)" 日本建築学会大会学術講演梗概集. F分冊. 91-92 (1993)

    • Related Report
      1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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