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CVD装置を用いた固体酸触媒の調製

Research Project

Project/Area Number 05750697
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 触媒・化学プロセス
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

佐藤 智司  千葉大学, 工学部, 助手 (30187190)

Project Period (FY) 1993 – 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1993: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Keywords固体酸触媒 / 触媒調製 / CVD
Research Abstract

私は、CVD装置による固体酸触媒の調製に関する研究を一貫して行い、これまでに自ら工夫した回転型の流通式CVD装置によりSi、B、Pの酸化物を種々のアルミナ等の粒状担体に蒸着させて触媒を調製し成果を上げてきました。この装置では粒状担体にCVDを行なう場合には効率よく担体を攪拌できましたが、触媒担体に粉体を用いると攪拌効率が悪く活性種を均一に蒸着させることができませんでした。
そこで、本研究においては、この攪拌効率の悪さを克服するために、粉末状担体を流動状態に保つことのできる流動層CVD触媒調製装置を試作しました。この流動層CVD装置により種々の複合酸化物型の固体酸触媒を調製すること、さらにそれらの触媒特性の検討を目的としました。
まず、始めにCVD時の流動状態を確認できるようにガラス製の流動層反応管を設計し、反応管を試作しました。流動状態を良好に保つように改良を加え反応管を完成させました。これまで使用していたCVD装置の原料供給系と今回新しく購入した大型の管状電気炉と温度制御装置を用いて流動層CVD装置を作成しました。
この流動層CVD装置によりオルトケイ酸エチルを原料に用いてシリカ成分をマグネシア担体上に担持させたシリカ-マグネシア触媒を調製しました。この触媒には、マグネシア担体にはない酸点の発現が認められました。
この装置によりチタニア、ジルコニアなどの粉末状担体にシリカ成分を均一に分散した担持型のシリカ-チタニア、シリカ-ジルコニア固体酸触媒の調製を試みようと計画しています。さらに、これらの触媒性能および物性について検討する予定である。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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