好酸性細菌のrecA遺伝子の構造解析と特異株の作成
Project/Area Number |
05760073
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
応用微生物学・応用生物化学
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
稲垣 賢二 岡山大学, 農学部, 助教授 (80184711)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 好酸性細菌 / Acidiphilium facilis / RecA蛋白質 / recA欠損変異株 / recA遺伝子 / DNA配列 |
Research Abstract |
1.好酸性細菌のrecA遺伝子の構造解析 好酸性細菌Acidiphilium facilis ATCC35904株のrecA遺伝子を含むプラスミドpAFR1の制限酵素地図を作製した後,MMS(メチルメタンスルホン酸)耐性及びUV耐性を指標にしてサブクローニングを行い,挿入断片を2.2kbまで小型化したプラスミドpAFR101を得た。pAFR101の2.2kbのDNA断片を用いてrecA遺伝子の塩基配列をダイデオキシ法により決定した。 A.facilisのrecA遺伝子は,354アミノ酸をコードする1062bpのオープンリーディングフレームからなり,コード領域のGC含量は62%であった。 2.A.facilis recA欠損変異株の作成 recA遺伝子の塩基配列及び制限酵素地図を参考にして,recAの構造遺伝子中のEcoR1部位にカナマイシン耐性遺伝子を挿入した変異遺伝子を作成した。作成した変異遺伝子をエレクトロポレーションによりA.facilis中に導入した後,カナマイシン耐性を示した株を選抜しrecA欠損変異株A.facilis OU1株を得た。 recA変異株を用いた形質転換 得られたA.facilis OU1株を宿主として,好酸性細菌用ベクター(pAH101,pAS101)による形質転換を行ったところ,定常期の菌体からもプラスミドが単離でき,組み込みを起こしていないことが判明した。本研究により,好酸性細菌Acidiphilium facilisの安定な宿主が調製できた。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)