中枢神経系におけるマウスレトロウイルスレセプターに関する研究
Project/Area Number |
05760230
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Basic veterinary science/Basic zootechnical science
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Research Institution | Soka University |
Principal Investigator |
高瀬 明 (余田 明) 創価大学, 生命科学研究所 (60236221)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1993: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | レトロウイルス / レセプター / アミノ酸チャネル / 中枢神経系 |
Research Abstract |
1.目的 中枢神経系におけるマウスレトロウイルス(MLV)レセプター遺伝子をクローニングし、我々が分離したラットの脳でよく増殖するMLVを用いて、その性状を明らかにする。 2.方法 これまでにクローニングされたMLVレセプター遺伝子が、ファミリーを形成している可能性に着目し、マウス腺維芽細胞由来のMLVレセプター遺伝子/アミノ酸チャネル(ecoR)をハイブリダイゼーションのプローブとして用いた。 3.結果および考察 (1)ノーザンブロットハイブリダイゼーションにより、ラットの中枢神経系にもecoR関連遺伝子が発現していることが示された。 (2)ラットのゲノムDNAを用いて、緩やかな条件および厳しい条件で、サザンブロットハイブリダイゼーションを行なった結果、ラットにecoR遺伝子およびこれと相同性のある遺伝子が存在することが示唆された。 (3)ラット脳のcDNAライブラリーから、緩やかな条件でクローンを選択した結果、22個のクローンが得られた。これらのクローンの中には、ナトリウムチャネルと部分的に相同性を持つものがあった。今後、これらの遺伝子産物とウイルスの相互作用を解析する予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)