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液状家畜ふん尿の好気性発酵による堆肥化に関する研究

Research Project

Project/Area Number 05760252
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 生物資源科学
Research InstitutionHokkaido University

Principal Investigator

樋元 淳一  北海道大学, 農学部, 助手 (00199019)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords家畜ふん尿 / スラリー / 好気性発酵 / 堆肥
Research Abstract

1.有効容積101の断熱発酵槽を用い,スラリーポンプ及びイジェクタによって攪拌曝気を行った。投入試料は7kg,曝気量0.7/min/D.M.とし曝気:休止=1:3の間欠曝気を行い,その間の溶存酸素濃度(DO)を連続測定した。曝気開始とともにDOは上昇するが曝気停止すると検出できない程度に急速に低下した。したがって曝気高率を向上させるためには間欠運転よりも,固形物濃度(TS)を最適化してDOを確保することが重要であると考えられた。そこで以下の実験を行った。
2.乳牛ふんスラリーのとTSとDOとの関係を知る目的で、TSを3〜0.46%d.b.に調製したスラリー1.3kgに0.041/minの空気を30分間攪拌しながら曝気を行って,その間のDO値を連続測定した。スラリーの温度は20℃一定とした。得られた結果は以下の通りである。
(1)曝気開始DO値は急激に上昇するが,10分後には安定し平衡に達した。
(2)TSが3%以上では,DOは検出できなかった。
(3)平衡に達したときのDOはTSの減少に伴って直線的に上昇した。
3.実験1.で用いた発酵槽でTS濃度の異なるスラリーに96時間連続曝気を行って発行状態を測定した。有機物(VS)除去率,COD除去率などの測定値から,DOの検出されないTS濃度では,好気性発酵があまり進まず,TS濃度が2%程度のとき最も発酵が進行した。したがって、実用的には,TS濃度を2%程度となるように希釈することが望ましいと言える。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 樋元淳一: "液状家畜ふん尿の好気性発酵における溶存酸素濃度" 北海道大学農学部邦文紀要. 20. (1994)

    • Related Report
      1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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