胃腸上皮化生及び胃癌において高頻度に欠失する遺伝子の解析
Project/Area Number |
05770121
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Human pathology
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
国安 弘基 広島大学, 医学部, 助手 (00253055)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | cripto / 遺伝子欠失 / 胃癌 / 腸上皮化生 |
Research Abstract |
われわれは、cripto cDNAを用いたサザンブロット法により、胃癌及び腸上皮化生粘膜において高頻度に欠失するsignalを約2.2kbのサイズに発見していたが、この2.2kb signalを同定するため、以下のように研究を施行した。 上記の2.2kb signalの欠失していない、大腸癌細胞株WiDrから高分子DNAを抽出し、アガロースゲル電気泳動にて展開した後、2.2kbを中心とするゲルを切り出した。このゲル断片からDNAを抽出し、charomidベクターにライゲートした。これらのクローンを対象として、cripto cDNAを用いたプラーク ハイブリダイゼーション法を行ったところ、8個の候補となるクローンが得られた。 現在、これらのクローンのキャラクタライゼーションを行っているが、そのうちの1クローンにおいて、シークエンシングにて明らかとなった部分的塩基配列を用い、相同性の検索を行ったところ、チトクロームP450酵素系の遺伝子と約60%の相同性を有することが明らかとなった。現在、さらに、残る塩基配列のシークエンシングを行っている。さらに、本遺伝子の全容を解明するため、ヒト ゲノム ライブラリーを入手し、スクリーニングの準備を行っている。 また、これとは別に、上記の欠失が見られる遺伝子がcripto遺伝子か、または、その関連遺伝子である可能性も考慮し、既に行ったノーザンブロット法にてcripto mRNAの発現が見られなかったMKN-28胃癌細胞株から、cDNAライブラリーを作成しつつある。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)