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EBウィルスの上皮細胞における感染性、増殖性を決定する要因の解析

Research Project

Project/Area Number 05770212
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Virology
Research InstitutionYamaguchi University

Principal Investigator

清水 則夫  山口大学, 医学部, 助手 (30226245)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
KeywordsEBV / CATアッセイ / トランスフェクション / CD21 / 上皮細胞
Research Abstract

EBVの上皮細胞における感染性、増殖性を決定する要因としてBZLF1遺伝子およびEBNA1遺伝子プロモーター(3種類あるEBNA1プロモーターのうち上皮細胞中で働いている可能性があるFプロモーター)の活性を測定する目的で、それぞれの遺伝子上流のプロモーター領域をレポーター遺伝子CATの上流にクローニングしたプラスミドを構築した。このとき、EBV株間でプロモーター活性に相違があることが予想されたため、Akata株EBVとB95-8株EBVの2つのウイルス株からプロモーター領域をクローニングした。得られたプラスミドをHT29、FL、Rat1、BHKなどのモノレ-ヤ-細胞株にトランスフェクトし、CATアッセイによりプロモーター活性を測定した。その結果、BHK細胞にFプロモーターをトランスフェクトした場合のみプロモーター活性を検出することができた。他の細胞でプロモーター活性が検出できなかったのは、トランスフェクションの効率が非常に低いことが原因だった。この点を克服するため、リンパ球にEBVが感染するときのレセプターであるCD21の遺伝子を種々のモノレ-ヤ-細胞株に導入してCD21を持続的に発現している細胞株を樹立し、実際にEBV感染を行い感染が成立している細胞中での上記プロモーターの活性を測定することを計画した。現在までに、CD21を持続的に発現させたRat1およびBHK細胞が得られ、それらの細胞株にEBVを感染させたところ、Rat1細胞には感染が成立し、EBNAの発現が観察されたが、Fプロモーターからの転写物は検出されなかった。また、BHK細胞には感染が成立しなかった。今後はヒトの上皮細胞由来の細胞株についても同様の実験を行い、EBV感染後の遺伝子発現状態を解析したい。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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