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DNA解析によるシトクロームP450の機能欠損の検出法の開発と疾病傾向の相関

Research Project

Project/Area Number 05770246
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Hygiene
Research InstitutionEhime University

Principal Investigator

黒川 佳香  愛媛大学, 医学部, 助手 (30205231)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
KeywordsシトクロームP450デブリソキン / DNA変異 / パーキンソン病
Research Abstract

シトクロームP450デブリソキン/スパルテインの機能欠損を伴う遺伝子変異を検出するために、充分な説明を行った後に、同意を得た健康な愛媛大学医学部学生より末梢血液を採取し、DNAを抽出した。さらに、一部の学生にはスパルテイン経口投与後、6時間の蓄尿を依頼し、スパルテイン代謝能を測定した。スパルテイン代謝能が明らかに低く、代謝欠損遺伝子の保因者と思われる人由来のリンパ球の遺伝子ライブラリーを作成し、シトクロームP450デブリソキン/シパルテイン遺伝子の全DNA配列を決定した。その結果、エキソン1と9に正常機能を有する遺伝子とは異なるDNA配列がみられた。白人集団でのエキソン9のDNA置換は本酵素の機能欠損とは関係のないことが報告されているが、エキソン1での変異な白人集団での機能欠損者には同定されていない新しい変異であった。我々の従来までの日本人集団での機能欠損型のシトクロームP450デブリソキン/スパルテイン遺伝子の変異検索において、白人集団でしばしば見られるB変異やA,C変異がほとんど検出されなかったが、日本人集団での本酵素機能欠損者の多くはエキソン1のアミノ酸置換による遺伝子変異を伴う事が明らかとなった。
加齢とともに発病頻度も高まるパーキンソン病患者集団におけるデブリソキン/スパルテインの平均代謝能は正常集団におけるそれより低いことが知られていることから、46人のパーキンソン患者におけるエキソン1のDNA変異保因者の頻度を検索し、健康な成人集団と比較した所、遺伝子型別頻度には有意な差が見られなかった。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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