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細胞接着分子の修飾による同種抗原特異的免疫寛容の誘導

Research Project

Project/Area Number 05770312
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 内科学一般
Research InstitutionAkita University

Principal Investigator

廣川 誠  秋田大学, 医学部, 助手 (50241667)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords接着分子 / 同種 / 免疫寛容 / CD28 / B7 / BB1
Research Abstract

(1)細胞接着分子に対する種々のモノクローナル抗体を用いた実験により,CD2/LF-3およびLFA-1/CAM-1の相互作用を阻害することによって同種リンパ球刺激反応を抑制し,同種抗原に対する低反応(hyporesponsiveness)を誘導すること,IL-2を添加することによりこの低反応性が解除されることがわかった.以上の結果は接着分子の相互作用をmanipulateすることにより同種免疫反応を修飾できる可能性を示唆している.抗原特異的な低反応性を誘導しているかどうかについては現在検討中である.
(2)上記の実験途上で,抗原提示細胞の活性化抗原と考えられていたB7/BB1抗原が同種抗原によって活性化されたT細胞上にも存在すること,さらにT細胞上に表現されたこの分子が細胞外から細胞内へのチロシンリン酸化を介して情報伝達に関与していること,また,CD3/T cell receptorを介してシグナルと共同してT細胞の増殖に関与していることが明らかにされた.つまり,B7/BB1抗原は活性化した.抗原提示細胞に表現され,costimulatory ligandとして働いている,という従来から報告されている機能だけではなく,costimulatory signalのレセプターとしても機能していることが分かった.これらの研究成果については平成6年5月の日本血液学会総会で発表する予定である.また,近日中に英文誌へ投稿する.

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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