脳虚血後のATP・ユビキチン依存性蛋白質分解系の変化
Project/Area Number |
05770441
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Neurology
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Research Institution | Jikei University School of Medicine |
Principal Investigator |
林 敬 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (90221506)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 一過性前脳虚血 / スナネズミ / 大脳皮質 / 海馬 / プロテアーゼ / ユビキチン |
Research Abstract |
脳虚血後に蛋白質ユビキチン化の障害が生じ、細胞内に変性蛋白質が蓄積し細胞死をもたらすという仮説が提示されたが、我々の検討から一過性脳虚血後には、むしろユビキチン化蛋白質は増加していた。今回、脳虚血後、ATB・蛋白質ユビキチン化酵素およびユビキチン依存性蛋白質分解酵素が障害を受けているかについてinvitroで酵素活性を測定した。 1.脳虚血後の蛋白質ユビキチン化酵素活性:一過性前脳虚血後の砂ネズミ脳抽出液を試料とし、これに熱変性した放射性ヨード標識リゾチーム基質として加え、生成されるユビキチン化リゾチームをSDS-PAGE-オートラジオグラフィーにて定量しユビキチン化酵素活性とした。虚血時間5分及び10分後の海馬または大脳皮質では、明らかな酵素活性の低下は認められなかった。大脳皮質抽出液から半精製したユビキチン化酵素を用いても同様な結果であった。 2.脳虚血後のATP・ユビキチン依存性プロテアーゼ活性:虚血後の大脳皮質抽出液をグリセリン密度勾配遠心法にて分画したものを試料とし、合成螢光ペプチドを基質として分解酵素の活性を測定したところ、26S或いは20Sに相当する酵素活性には明らかな変化は認められなかった。今後、基質として放射性ヨード標識したユビキチン化リゾチームを用い更に検討を行う予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
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