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早産児モデルラットにおける脳室周囲上衣下層の超微細構造の動的変化に関する研究

Research Project

Project/Area Number 05770527
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Pediatrics
Research InstitutionShiga University of Medical Science

Principal Investigator

青谷 裕文  滋賀医科大学, 医学部, 助手 (80175744)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1993: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Keywords低酸素性虚血性脳症 / germinal matrix
Research Abstract

1.germinal matrix障害モデルの検討
SD系ラットを用いた新生児低酸素性虚血性障害のモデルにおいてgerminal matrixの障害を検討した。同モデルは生後1週間の新生ラットの一側頚動脈を結紮した後8%酸素、92%窒素の混合ガスに2時間〜3時間暴露することによって作成する。このモデルは同施設において種々の検討がなされているが、障害の程度に大きな変動(全脳欠損〜無障害)があり、本研究におけるgerminal matrix部の障害の検討に適した条件の設定が別途必要であった。
新生児脳内出血のモデルとして用いるためにgerminal matrixからの出血が見られる条件を目標としたが固定後には同部の出血の確認が困難なため出血の指標としてhorse-radish peroxidase(以下HRP)を下大静脈より投与して後、脳切片にてHRPを染色して検討した。
その結果、生後5日の新生ラットに環境温度33〜34℃で上記障害を加え、2日後にHRP注入を試みた場合、germinal matrix部の組織欠損までは至らずしかもHRPの漏出が認められるモデルが得られた。
2.血管構築の立体樹脂鋳型の作成
germinal matrixの血行と血管系の変化を検討するため脳の血管系の樹脂鋳型を作成した。硬化樹脂メルコックスCL-2R(大日本インキ化学)を上記モデルラットの左心室より注入潅流する事によって全脳の微細血管までの血管鋳型を作成することに成功した。局所障害の強すぎた場合には同部の血管構築を得られなかったが、適切な障害程度では血管構築の発達や障害の形態について検討が可能であると思われた。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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