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表皮の免疫担当細胞におけるCD45,Ly48の発現について

Research Project

Project/Area Number 05770603
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Dermatology
Research Institution山梨医科大学

Principal Investigator

斎藤 敦 (1994)  山梨医科大学, 医学部, 助手 (30225693)

齋藤 敦 (1993)  山梨医科大学, 医学, 助手

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
KeywordsHLA-DR / Ia抗原 / Langerhans cells / Thy-1抗原 / DETC / ケラチノサイト / CD45
Research Abstract

ヒト及びマウス正常表皮内にはHLA-DR及びla抗原陽性のLangerhans cells(LC)や、さらにマウス正常表皮内にはThy-1抗原陽性のThy-1 dendritic epidermal T cells(DETC)が存在しており、それぞれ免疫応答において重要な役割を担っていると考えられている。皮膚の大部分を占めるケラチノサイト(KC)は種々のサイトカインを産生しており、これらのLC,DETCへの影響は十分に考えられることである。
今回我々はこれらLC,DETCにおけるその表面マーカーについて主にCD45,Ly48を中心に胎仔から新生仔、成人マウスについて検討した。成人マウスではLy48はDETCにのみ発現しており、LCにおいてはその発現は認められていない。我々はLy48のうちモノクローナル抗体であるS11,S15,S7,3E8を使用しその発現を、成長にしたがい観察した。結果としては胎仔から新胎仔においては、やはり成人マウスと同様にLy48はDETCに発現していることが観察されたが、これら発現パターンは成人マウスとはやや異なったパターンを示すのではないかということが推測された。又、ヒト正常表皮においてはCD1a陽性の樹状細胞はほとんどCD45+であるが、しかしCD45RA,RB,ROの発現は弱い発現しか認められなかった。これはCD45のうちCD45RA,RB,RO以外の発現があるのではないかという可能性がある。さらに我々は、マウスの成長に伴いこれら表面マーカーについて検討を加えた。マウス胎仔から新生仔では、表皮内にCD45+細胞が存在し、成長に伴い次第にその数は増加することが確認され、又これらの細胞の形態は大型、円型から成長に伴いdendriticな形態を呈するようになることも確認されたが、これらのCD45+細胞とDETC,LCとの関係についとは、サイトカインによる影響も含めて現在検討中である。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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