• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

慢性ストレス曝露ラットの老年期痴呆モデルとしての可能性について

Research Project

Project/Area Number 05770738
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Psychiatric science
Research InstitutionUniversity of Occupational and Environmental Health, Japan

Principal Investigator

遠藤 豊  産業医科大学, 医学部, 講師 (90194050)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords海馬 / ストレス / 放射状迷路 / 局所血流量 / アセチルコリン / 水素ガスクリアランス法 / マイクロダイアリシス法 / 老年期痴呆
Research Abstract

近年、慢性ストレス曝露による内分泌学的変化および海馬の組織学的変化(組織変性)などが報告され、その類似性よりストレスあるいはグルココルチコイドと老年期痴呆との関連性が示唆されている。そこで、慢性ストレス曝露ラットについて、学習・記憶機能障害の有無を調べ、さらに海馬における局所血流量およびアセチルコリン放出量を測定し、老齢あるいは老年期痴呆のモデルとしての可能性について検討した。
1)八方向放射状迷路課題;慢性ストレスラット群では、学習第1日目より7日目までの学習効果が有意に減弱しており(p(1,196)=0.008)、また習得基準達成までに有意に多くの試行を要した(慢性ストレスラット群,11.2±0.7;対照群,9.4±0.5,P<0.05)。
2)海馬局所血流量;成熟雄性ラットの海馬局所血流量は、明期に低く暗期に高い日内変動を示し、平均約20%増加することを明らかにしている。慢性ストレスラット群では、24時間および明期では対照群と有意な差は認めないが、暗期では有意に低下していた。また暗期にかけての増加は5%に過ぎず、日内変動の消失を認めた。
3)海馬アセチルコリン放出量;成熟雄性ラットの海馬アセチルコリン放出量も同様に明期に低く暗期に高い日内変動を示すことを明らかにしており、コントロール群3匹中3匹(100%)は暗期にかけての有意な増加を認めた。それに対し、慢性ストレスラット群では、3匹中2匹(67%)に有意な増加を認めず、またコントロール群に比し、放出量の有意な低下を認めた。
以上より、慢性ストレス曝露ラットは、学習・記憶機能が障害され、海馬の機能低下およびリズム障害が認められ、老年期痴呆のモデルとしての可能性が示唆された。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2025-11-17  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi