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マイクロダイアリシス法による抗てんかん薬の神経化学的研究

Research Project

Project/Area Number 05770748
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Psychiatric science
Research InstitutionJikei University School of Medicine

Principal Investigator

須江 洋成  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (80216267)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywordsマイクロダイアリシス法 / 抗てんかん薬 / ゾニサミド / モノアミン
Research Abstract

新しい抗てんかん薬であるZonisamide(ZNA)の薬理特性を検討するために、微小脳内透析法を用いてin vivoにてモノアミン、GABAの測定を行った。実験にはウイスター系ラットを用いエーテル麻酔下脳定位固定装置にて透析プローブを海馬に挿入し、手術の影響を考慮して1週間後より実験を開始した。サンプリングはリンゲル液を2.0ml/minの流速にて灌流し回収した灌流液中の主に、ドーパミン(DA),ノルアドレナリン(NA),DOPAC,5-HT,5-HIAAをHPLC-ECDにより、30分間隔で経時的に測定した。またGABAの測定についてはMA-50DSカラムを用い分離した後に誘導体化して検出するポストラベル法を用いて測定した。次に、ZNAを1日に30mg/kgで腹くう内に反復投与し、これを2週間続けた後に同様に脳内灌流液を採取して解析を行った。なお、対象として生理的食塩水1ml/kgの反復投与を行った。測定終了後に断頭し挿入位置の確認を行った。測定の結果はZNA投与前のDA,NA,DOPAC,5-HT,5-HIAA,GABAの平均値を100%とし、ZNA投与2週間後6時間経時的に回収したその値と比較した。その結果、海馬ではDA,5-HT,5-HIAAはZNA 投与後のbaselineは若干の増加を示し、さらに6時間の経時的測定の間には軽度の上昇(130〜150%)をみたが6時間後にもbaselineに戻ることはなかった。理由としては日内変動の問題が考えられるが明らかな原因については不明である。NA,DOPACはほぼ不変であった。なお、GABAの測定結果については、今回安定した測定値を得ることはできず、考察には至らなかった。この点については処理操作上に問題があったものと考えられる。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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