Project/Area Number |
05771084
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Orthopaedic surgery
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Research Institution | Wakayama Medical University |
Principal Investigator |
林 信宏 和歌山県立医科大学, 整形外科, 助手 (50244752)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 傍脊柱筋 / 脊髄神経後枝 / horseraddish peroxidase |
Research Abstract |
傍脊柱筋は解剖学的に多くの小束で構成され、その神経支配様式および脊髄神経後枝切断後の傍脊柱筋の神経再支配がいかに起こるかを解明すべく我々は研究を実施してきた。 我々は現在術後各週令の後枝切断モデルを作製中であるが、それに加えて無処置猫の脊髄神経後枝の末梢神経内にHRP(horseraddish peroxidase)を注入し、脊髄レベルにおける神経支配部位(脊髄灰白質の染色部位)を確認した。脊髄前角の外側2/3の部位を中心に逆行性にラベルされた細胞が注入したレベルの上下-髄節レベルまで分布しており、非注入側には認められなかった。 これと対比させるため、HRPを各レベルの筋束に直接注入し脊髄の染色を行っているが、現在のところ染色性を恒常的には証明することが出来ず、これが技術的未完成によるものか否か現在検討中である。今後HRPの筋肉内注入による脊髄染色を確実なものとし、脊髄レベルでの神経支配の局在を確認することで神経の支配様式を確認し、各週令の後枝切断モデルの神経再支配が起こる時期および再支配の様式について検討していく予定である。
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