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音声操作式書字介助機器の実現のための障害音入力部の開発

Research Project

Project/Area Number 05771097
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Orthopaedic surgery
Research InstitutionTokyo Denki University

Principal Investigator

川澄 正史  東京電機大学, 工学部, 助手 (40177689)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords書字介助機器 / 障害者支援 / コミュニケーション機器 / 音声認識
Research Abstract

1.はじめに
運動機能が重度に障害された脳性麻痺症例における書字能力の障害は、社会生活上の重大な障害となることがある。このため残存する運動機能を入力手段とし、カ-ソル移動により画面上の五十音表から文字を選択する方式の書字介助機器(障害者用特殊ワープロ)の開発がおこなわれてきた。しかし、緊張時に操作困難になるなど、機器の存在意義に反し改良すべき問題が多い。音声認識による併用操作は限定語であっても有効であるが、この応用は遅れている。本研究では、発生可能な単音節を認識して文字選択をおこなう方法の書字介助機器への応用について検討し、音声入力部の開発をおこなった。
2.実施方法
専門医や使用者との意見交換を参考にし、/a/から/N/までの45単音節の発声行為を入力手段に選択した。使用者が発声した単音節を認識し、文字マトリクス内のカ-ソル走査の開始位置を決定することで、文字入力作業を支援するシステムについて、実現方法を検討し、パソコンおよび周辺装置を使用してこれを試作した。脳性麻痺症例が発声した音声を収録し、障害音入力部に入力した結果を用いて試作システムの改良余地を含めた全体的な評価をおこなった。
3.得られた知見および今後への課題
本研究によって、ある程度の緊張時にも音声認識による操作が可能な文字選択方式が実現できた。既存の入力方式に比較すると操作効率の面で音声認識の併用操作方式は有効であることが確認できた。対象とした文字入力方式では、単音節音声の併用が有効であると考えられる。認識困難な単音節の入力にそなえ、文字選択手続き側の工夫も必要であると思われる。今後、聞き分け困難な単音節の認識方法につき、実装を意識して検討を進める計画である。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report
  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 川澄正史: "書字介助機器の操作のための音声入力方法" 医用電子と生体工学特別号. 31. 448-448 (1994)

    • Related Report
      1993 Annual Research Report
  • [Publications] M.KAWASUMI: "Display-Cursor Position Control for the Writing Prothetic System" Digest of the World Congress on Medical Physics and Biomedical Engineering. 30. (1994)

    • Related Report
      1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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