Project/Area Number |
05771192
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Urology
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Research Institution | Kochi Medical School |
Principal Investigator |
山下 元幸 高知医科大学, 医学部, 講師 (50220348)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1993: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | AMF / 膀胱癌 / 液体クロマトグラフィー |
Research Abstract |
当教室で樹立した尿路上皮腫瘍cell lineであるUT030193の培養液上清を収集した。すなわち、新しく癌細胞を継代培養したボトル中の培養液を、血清を含まない培養液と交換し、2日間インキュベータ-内で培養した後、さらにもう一度無血清培地と交換して2日間培養した。この両方の培養液を冷蔵庫内で保存、蓄積しておき、500ml集まったところで濃縮後、液体クロマトグラフィーにかけた。従来より言われていたautocrine mortility factor(AMF)が55kDaの蛋白であるにもかかわらず、今回の検討では適切なところにピークを認めなかった。このことは、蓄積した培養液の量を1000mlに増量して同じ繰作を行った場合でも同様の結果であった。現在は、培養期間を3日とし、また新たに樹立したUT091593でも同様の操作にて試行をかさねている。AMFが分離、精製された時点で、膀胱癌患者の尿中濃度を測定する予定である。
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