Project/Area Number |
05771221
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Urology
|
Research Institution | Hyogo Medical University |
Principal Investigator |
野島 道生 兵庫医科大学, 医学部, 助手 (90237842)
|
Project Period (FY) |
1993
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
|
Budget Amount *help |
¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1993: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
|
Research Abstract |
日本人と考えられた非血縁者1358名のDNA typingをPCR-SSO法あるいはPCR-RELP法で行なった結果、DR14陽性例は221例で、このうち220名のDR14関連DRB1遺伝子型の頻度はDRB1*1401(3.6%)、1402(0.04%)1403(1.2%)1405(2.0%)、1406(1.5%)、1407(0.2%)てあった。残りの1名はDRB1*1403に特異性を示す5種類のプローブのうちDRB8601には陰性であることから新しいDR14関連DRB1遺伝子型を推定し(DR14YOS)、ビーズ固相直接塩基配列決定法により塩基配列を決定した。DR14YOSはDRB1*1403とコドン86のGGTがGTGに変換していた。 コドン86はclass II分子の構造上、T細胞への抗原呈示に重要な役割を果たしていると推測されており、本研究でこのコドン86がDRB1*1403とGly/Val置換している、新しいDR14関連DRB1遺伝子DR14YOSを見いだした。
|