Research Project
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
J.Nathansらが報告した赤・緑遺伝子の塩基配列を参照に、Exon1からExon6までの各Exonについてプライマーを合成した。色素色色覚異常の3症例に対し静脈血中のリンパ球からDNAを採取し、そのDNAを鋳型とし、先に合成したプライマーとPCR法によって各Exonの増幅を試みた。その結果Exon1,2,3,4,5の増幅に成功し、色素色色覚異常者においても色覚正常者と同様に少なくとも1から5までのExonをもつ赤・緑遺伝子が存在することが解った。