Project/Area Number |
05771635
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Conservative dentistry
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Research Institution | The Nippon Dental University |
Principal Investigator |
北村 和夫 日本歯科大学, 歯学部, 助手 (00224965)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 根管充填 / 根管封鎖 / 側方加圧充填 / アクセサリー・ポイント |
Research Abstract |
側方加圧充填(ラテラル・コンデンセーション)法による根管充填時に、使用するアクセサリー・ポイントの形態、物性がポイントの圧接、根管の封鎖性に及ぼす影響を明らかにするため検討を行った。実験には、ADA規格にもとずくアクセサリー・ポイントのうち、数社のXF、FF、F、FM、M、サイズのものを、マスター・ポイントはアクセサリー・ポイントと同メーカーの製品を用いた。根管充填は、根管内への挿入性が良好であるD_3が0.31mm、がD_<16>が86mmのスプレダ-を使用し、樹脂製規格化根管模型に対して充填を行った。充填模型は根管長軸方向に直角に連続的に切断し、各切断面におけるガッタパ-チャ・ポイントの充塞状況を分析、以下の結果を得た。 各切断面におけるガッタパ-チャ・ポイントの充塞状況は、アクセサリー・ポイントの種類により影響を受けることが認められた。XFのサイズは、ポイントが細く操作性が悪いため、ポイントの充塞状況にやや不安定さが生じた。FF、MF、F、のサイズはポイントの種類により若干の差はみられるが、ほぼ良好なポイントの圧接、根管の封鎖が得られた。FMサイズでは一部の製品でポイントの充塞状況に悪化がみられ、Mサイズではスプレダ-との明らかなサイズの不一致により、根管中程に、ポイントの未充塞部が現れた。ポイントの充塞状況は、サイズ的要因の他にポイントの硬さによる影響もうかがわれ、充填条件が悪いとき硬さが大きいことによる悪影響が起こりやすいことが認められた。
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