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歯牙欠損部顎提の保全および再建に関する研究-骨誘導能を有する生体材料の抜歯窩内および骨膜下移植について-

Research Project

Project/Area Number 05771668
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 補綴理工系歯学
Research InstitutionHokkaido University

Principal Investigator

小松原 浩実  北海道大学, 歯学部, 助手 (50221247)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords骨形成タンパク質 / ハイドロキシアパタイト / アテロコラーゲン / 骨膜下移植 / 骨補填材料
Research Abstract

近年、歯牙欠損部の顎提挙上術における骨膜下移植材料あるいは抜歯窩内への骨補填材料として、種々の人工材料が応用されるようになった。本研究は、骨誘導能を有する生体材料として骨形成タンパク質(BMP)-ハイドロキシアパタイト(HAP)-アテロコラーゲン複合体(BHC)の生体材料としての有用性を明らかにすることを目的とし、本年度は以下の実験を行った。まず、イヌ長管骨を液体窒素下で20〜100meshに粉砕し、1M塩化ナトリウム溶液にて洗浄し、メタノール/クロロホルムにて脱脂後、0.5M塩酸にて脱灰した。脱灰後の残渣を4Mグアニジン塩酸溶液にて抽出し、遠心後上清を透析、凍結乾燥しグアニジン抽出画分(G-Ext;粗抽出BMP)を調製した。この粗抽出BMPと多孔質HAP顆粒にアテロコラーゲンを加え成型し、ペレット(BHC)を作製した。対照として、粗抽出BMPを加えないアテロコラーゲンとHAP顆粒から成るペレット(HC)も作製した。これらのペレットを、イヌ下顎骨骨膜下に移植し、経時的に屠殺した。屠殺後、ペレットを含む顎骨の脱灰標本を作製し、病理組織学的に検索した。その結果、BHC移植群においては、HC移植群と比較すると、ペレット内の骨形成がより旺盛であることが明らかになった。一方、BMPの抽出をさらに進め、G-ExtをSephacryl S-200カラムにてゲル濾過し、骨誘導能を有する活性画分を抽出した。今後は、この活性画分を粗抽出BMPとしてBHCペレットを作製し、同様の実験を行い、さらに組織計量学的検索を加えることにより、BHCの生体材料としての有用性をさらに明らかにしていく予定である。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2018-06-07  

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