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組織反射スペクトル解析法による口腔粘膜の病態診断

Research Project

Project/Area Number 05771707
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 補綴理工系歯学
Research InstitutionKagoshima University

Principal Investigator

鎌下 祐次  鹿児島大学, 歯学部, 助手 (90224641)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords組織反射スペクトル解析法 / 生物呼吸測定装置 / 組織呼吸 / 義歯性口腔粘膜疾患 / フラビ-ティシュー
Research Abstract

義歯性口腔粘膜疾患(点状充血、広汎性紅斑、乳頭状過形成などの義歯性口内炎、フラビ-ティシュー、義歯性線維腫)の病態や成因については、未だ十分に明らかにされておらず、また、口腔粘膜についての適当な診査機器がない。一方、我々は、口腔粘膜を簡便かつ客観的に診断するために組織反射スペクトル解析法(以下TS-200)について、まず、動物実験により補綴臨床に応用できることを確認した上で、ヒト有歯顎者における歯肉および口蓋粘膜、義歯性口腔粘膜疾患の粘膜(初診時、治療の進展に伴う経時的変化)の計測を行ってきた。しかし、これら計測値の示す意味については、さらに検討の余地があることが示唆された。
そこで、今回、無歯顎者における種々の状態の粘膜のデータを可及的に多く集め、外科的に切除した組織については生物呼吸測定装置(購入備品)を用いて組織呼吸の測定を行い、その結果との関連でTS-200のデータの意味を明確にするとともに、病態の鑑別あるいは成因究明の可能性を検討することを目的とした研究を計画した。
これまでのTS-200のデータに今回得られた若干のデータを加え、今回作製したデータを多変量的に解析できるソフトを用いて義歯性口腔粘膜疾患の病態を検討した結果、TS-200のデータによって病態を判別できる可能性が示されたが、さらにデータを積み重ねる必要がある。また、生物呼吸測定装置による組織呼吸の測定については培地の選定、組織切片の作製法、恒温漕の水位などの測定条件の検討が必要であり、まずこの条件設定を行った。まもなく、ヒトの口腔粘膜組織(フラビ-ティシュー)を切除し、本装置にて組織呼吸を測定する予定である。今後、呼吸活性のデータを集積しTS-200のデータと比較検討する予定である。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2018-06-07  

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