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抜歯窩への骨誘導タンパク複合体の適用による歯槽骨の再構築に関する検索

Research Project

Project/Area Number 05771723
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 補綴理工系歯学
Research InstitutionShowa University

Principal Investigator

丸岡 宗康  昭和大学, 歯学部, 助手 (00245812)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
KeywordsBMPs / 生体高分子材料 / ポリアニヨン / ポリカチオン / 担体 / 異所性骨形成
Research Abstract

口腔領域に発症する疾患は顎骨の吸収や欠損をきたし、咀嚼機能の減退を引き起こすものが多い。このような場合に咀嚼機能は回復するために種々の方策が取られているが、1つの方策として、生体材料を用いての骨欠損部の回復が試みられている。その中でも間葉系細胞を骨へ分化誘導する能力を有する骨形成因子(Bone Morphogenetic Proteins:以下BMPs)が注目されているが、そのために用いる担体についてはいまだ十分に検討されていない。そこで本研究ではBMPsによる骨形成を効率よく促進できる担体の適用法について検討し、効果的な方法を開発することを目的として、物質透過性、電解質、親・疎水性など生体適合性材料としての物性特性を有する高分子生体材料(ポリアニヨンとしてK‐CARRAGEENAN、ポリカチオンとしてPOLY VINYLBENZYL TRIMETHYLAMMONIUM CHLORIDE)をBMPsの担体として利用し、骨誘導を行なわせることにより、その骨形成状態の経過観察、形態の変化を検索した。
ウシ大腿骨より4MGuHc1を用いて抽出した抽出物をヘパリンセファロースカラム、ハイドロキシアパタイトカラムにより精製し、粗精製BMPsとする。担体として従来より用いられているI型コラーゲンと今回あらたに適用を試みた高分子生体材料(K‐CARRAGEENANとPOLY VINYLBENZYL TRIMETHYLAMMONIUM CHLORIDE)を用いてそれらをBMPsと再構成を行い、ラット大腿部筋嚢に埋入し、4週間後病理所見およびレントゲンの画像解析により新生骨量を比較検討した。その結果コラーゲン埋入群、高分子材料埋入群とも明らかな異所性骨形成が認められた。
高分子生体材料は生体に対する偽害性のないことが報告されており、今回の結果よりコラーゲンに代わるBMPsの担体として利用できることが判明した。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2018-06-07  

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