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ガラスファイバーを用いたコンポジットレジンの開発

Research Project

Project/Area Number 05771736
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 補綴理工系歯学
Research InstitutionNihon University

Principal Investigator

小松 光一  日本大学, 松戸歯学部, 助手 (80256891)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywordsコンポジットレジン / ガラスファイバー / 充填率 / 曲げ強さ
Research Abstract

咬合力に耐えられるコンポジットインレーを開発することを目的とし,ガラスファイバー(GF)を用いたコンポジットレジンを試作し,曲げ強さに与える影響について検討した。フィラーは,長径10,40,70,140mum,短径1mumのGFおよび,不定形シリカ(平均粒子径10mum)を2wt%gamma-MPTS処理して使用した。コンポジットレジンは,TEGDMAおよびBMPEPPを50mol%混合したモノマーに,重合開始剤として1wt%BPOを添加後,フィラーを任意の量充填して試作した。試料を,2×4×30mmの金型に充填後,110℃30分間加熱し,得られた硬化物を両面研磨して曲げ試験に用いた。その結果,GF充填率は10mumで最も高く,GFの長径が増加すると低下した。また,60wt%以下のGF充填率における曲げ強さは,70mumで最大値を示し,70wt%以上では,10mumのGFで最大値(190MP)を示した.しかし,不定形シリカを用いた場合の曲げ強さは,充填率60wt%で最大値(180MPa)を示した.これらのことから,10mumのGFを充填したコンポジットレジンは,不定形シリカを用いた場合より,高充填率で強い曲げ強さが得られることが認められた.また,GFを用いたコンポジットレジンの破断面は,ファイバーの界面から生じたので,ガラスファイバーの表面処理方法を改善することによってさらに高い曲げ強さが得られると考えられる.

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2018-06-07  

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