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パルスYAGレーザー照射による歯科用インプラント周囲の骨修復促進に関する研究

Research Project

Project/Area Number 05771795
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Surgical dentistry
Research InstitutionNagasaki University

Principal Investigator

上野 圭  長崎大学, 歯学部, 助手 (00244096)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywordsアルカリフォスファターゼ / パルスYAGレーザー / インプラント / ソフトレーザー / ビタミンA
Research Abstract

植立インプラントにパルスYAGレーザー照射を行う実験に先立ち、予備実験としてin vitroでソフトレーザーを用いた細胞活性の変化を測定する実験を行った。実験には入手可能な適当な骨芽細胞がなかったので、L929線維芽細胞を用い、照射光源としてはパルス発振方式のソフトレーザーを用いた。実験の指標としてはアルカリフォスファターゼ(AL-P)活性の変化を用いた。実験はAL-P活性を向上させることが既知のRetinoic acid(VitaminA)を10^<-7>molの濃度に調整し、72時間接触させた細胞とRetinoic acidと接触させずにソフトレーザー照射のみを行った細胞とでAL-P活性の変化を比較した。照射条件は波長904nm、ピーク出力10Wとし、各種照射時間を設定して行った。染色法による比較では、レーザー照射のみを行った群では10分間以上照射を行った場合、若干のAL-P活性の向上を認めた。しかしながら、再現性にやや欠ける点があった。その理由としてレーザー光線の性質に起因する照射範囲の狭さが挙げられた。本来レーザー自体が広範囲を同時照射するような構造でなく、シャーレ全域に均一になったものと考えられた。これは、家兎で実験を行った場合も同様と考えられ、装置自体の改良も必要と考えられた。ソフトレーザーによる細胞内AL-P活性の変化は現在比色法を用いて測定中である。予備実験の結果から家兎大腿骨に植立したインプラントに対するパルスYAGレーザーの照射実験は装置の改良、照射方法の検討の必要があると考えられ、これらの点を現在検討中である。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2018-06-07  

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